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団体概要
About

学生団体POMBとは

 2012年秋に誕生した学生団体POMB(ポム)は、数学に関する活動を行う団体です。「数学で広がる、世界がある。」をテーマとして、「自主ゼミ班」「Web・イベント班」の2班に分かれて活動しています。
 現在は、神戸大学生約15名(自主ゼミ班:15名、Web・イベント班:若干名、兼班あり)で活動しています。

活動理念


【自主ゼミ班】数学で広がる世界を共有しよう

数学は、紀元前から現代に至るまで、多くの偉人たちにより築きあげられてきた学問です。数学の勉強は厳しく、ゼミで一人前の発表をできるようになるまでの道のりは険しいです。皆で共に乗り越え、新たな境地にたどり着いてみませんか?

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【Web・イベント班】Webで数学はもっと楽しくなる・子どもたちに数学の楽しさを

インターネットにより多くの情報にアクセスできるようになりましたが、それでも「数学を楽しく」伝えるコンテンツは多くありません。数学が嫌いでもつい読んでしまうような、そんなサイトを作ってみましょう。また、近年子どもの「理系離れ」が加速しています。イベントを通じて、そんな子どもたちに対し、数学の奥深さや実用性を知ってもらい、数学って案外面白いなと思ってもらうキッカケをつくりましょう。

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メディア情報


当団体について掲載された記事

SNS

メンバーの提言


世の中には「数学と聞くと蕁麻疹が出る」という人がいます

 そんな人は「数学」と聞くと「ビブン?セキブン?サイン?コサイン?」という用語を連想するでしょう。しかし、POMBのメンバーの中には、「数学」と聞くと、「スマートフォン」や「天気予報」を連想する人が多くいます。そこには、数学の最先端の技術が使われているからです。でもみなさんは、数学の授業で「スマートフォン」や「天気予報」の勉強をしていないはずです。

日本国内では一時期、ゆとり教育が問題になりました。

 国際学力テスト(PISA)の日本の順位が、「数学的リテラシー」という数学科目も含めて低下したことが要因です。しかし、2012年のテストでは、2009年のテストと比べて、日本はすべての科目で順位をあげました(数学リテラシーは参加65カ国中7位)。一部ではこれを「脱ゆとり教育」のおかげだとする声が出ています。
 しかし、生徒たちの数学の関心についてはどうでしょうか。同PISAの調査で「数学で学ぶ内容に興味がある」と答えた日本の生徒は37.8%(65カ国中62位:調査国平均53.1%)、「数学の宿題をやるとなると、とても気が重くなる」と答えた日本の生徒は55.5%(65カ国中64位:調査国平均32.7%)となっています。

この現状を打破するには、数学に親しみを持つ人が積極的に動いていくべきではないでしょうか?

 私たちは、数学を学ぶことで、自分たちが知覚できる世界が広がることを知っています。あの数学の定理を証明した時の、心の底から沸き上がる驚きと畏怖の感情を知っています。
 個々が思い描く具体的な解決策はバラバラです。しかし、その具体策を実現する場がPOMBにはあります。あなたが思う解決策を、POMBのメンバー全員を巻き込んで実行してみませんか?「数学で広がる世界」を、多くの人々と分かち合いませんか?

学生団体POMB 創設者・初代代表 井崎友博 

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